小説 さらさら

小説「友姫」 第4話

「和也君!和也!和坊!カズーン!」
カズ~ン?カズ~ンとはなんぞや?
ハニママ「カズーンお菓子もお食べになって」
誰かいるんか?
妄想から脱出してテーブルの周りを見渡しても岐阜、ハニー、ハニママしかいない。
俺かよ!
初対面の俺に対してカズーンって!
社交的にも程があるっしっょ!
でも流される俺!

「ハイハ~イ、頂きます~。美味しいですね~!」
あ~あ~♪川の流れのよう~に♪
歌姫も美空ひばりも唄ってらっしゃった。

どこまでも流されてしまえ。ドンブラコ~ドンブラコ~。
そのうち、お婆さんに拾われて。鬼が島に鬼退治に行くんだ。
アハハハハ。そこでビキニ姿の女の鬼に会ってダーリンとか言われちゃって。
そこでラムちゃんと結婚して鬼の王として君臨するんや。
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ウヒャヒャヒャヒャ。ガッポガッポ$

すると岐阜が
「カズ~ン、モネのお礼として、中国に行かないか?」
俺「中国っすか?イイっすね!」
岐阜「そうか!喜んでくれるか!じゃ~こちらにおいで」
俺「なんすか?」
グフ=岐阜=義父、もう適当やれやれ!後述グフ
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グフ「母さん、バリカン持ってきなさい。」
バリカン?なんや?
ハニママ「こちらに座って。」
おもむろに椅子に座ると。
ハニーが首に大きな布を巻いた。
すかさず、ウイ~ンと言う音とともに、目の前の髪がバッサバッサと落ちていった。
俺「なんすか?えっえっ!」
グフ「修行に挑む男は違うな~!切ってる俺の方が、ワクワクするよ」
ハニママ「あら、お父さんたら!格好イイわ。惚れ直しちゃいますよ」

待て~~~~~!
なんでお前がワクワクするんじゃ!
そこで恋話になってるオバハン!どういう感性じゃ~!

ハニー助けて~!!
って!ハニーを見ると!
犬とじゃれあってる。
俺には興味無しか~~~!
シクシク。そうかよそうかよ。
そんな家族に関わってしまってんだね。

こんな歌が聞こえて来た。おれには聞こえた。

笑って~♪笑って~♪笑ってキャンディー
泣きべそなんてサヨナラっね!キャンディーキャンディー♪
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イジメられても、くじけないわ!
岡の上の王子様に逢うんだもの。

妄想激化
ラスカル!一緒に住めないんだ。
森にお帰り!ミャ~?ミャ~?
角砂糖を洗ってはダメだよ。ミャー!?さようなら!ラスカル
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俺の現状は、もう涙無しでは語れません。

グフ「さぁ~!出来た。これがチケットだよ。
コーディネイターも手配しといたから。」
ハニママ「いってらっしゃい!」
ハニー「元気でね~!メールするから」
グフに連れられるがまま、車に乗り。
成田空港へ!
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その間、グフは色々話しかけて来たが。覚えていません。
感覚はタイムボカンが時空を移動してる感じであった。ビョ~ンビョ~ン
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なしてこういう事になっているんだ?
挨拶に行っただけなのに。
今や知らない親父と車に揺られてドンブラコ!
どこぞの鬼が島に連れられて行くんだ?

断ろう!
そうだ!まだ、学生だし。単位も取らないと。
「あの~!頭までそって頂いたんですが!
卒業を控えていますので。単位を取らないと行けないんですよ」

グフ「その件は安心したまえ。既に手を打ってあるよ。君が4ヶ月間、少林寺で修行する間は単位として認めて貰えるように学長に話しておいたから」

どんな特権階級やねん。オジサンは?
それに少林寺って!4ヶ月って!
ホントに修行させる気だ~!
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「あの~!なぜに、少林寺なんですか?」
と聞いてみると。
グフ「いや~!昔から行きたくてね~」
俺「えっ!それだけですか?」
グフ「ダメ?」
ダメ?って?甘えるなぁ~!
貴様の夢を俺に再現させるなぁ~!
グフ「羨ましいなぁ~!俺って最高のプレゼンターだな~!」
羨ましいなら己で行け~~~!

あのな~!マルコはなぁ~。
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お母さん探しに自分で3千里も旅には出たんだよ。自分で!逢いたかったんだよ。
おっさん自分で行け!マルコは他の人に探させやしなかったぞ!自分の夢は自分で叶えろ!
俺はお前じゃないんだ。

少林寺なんて夢でもなんでもない。
差し引いて行くとしよう!しょうがない。俺の彼女の父親だから。許すとしょう。
行きはイイよ!どうやって帰るの?言葉も喋れないよ?
唯一合格ラインは坊主頭だけだべ!
あんたバカか?

するとグフは
「これが荷物だ!4ヶ月後に迎えをよこすから。頑張るように!そうそう、お土産を入れといたから飛行機で食べなさい。腕がなるなぁ~!」
反論も出来ず。
飛行機に・・・・。
展望フロアーで手を振るグフ!

アホだ?俺はもっとアホやけど・・・。
座席に座りカバンを開けて見るとナボナが入っていた。
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「・・・・」
俺にホームラン王にでもなれていうのかあのオッサンは!
飛行機は一路、中国大陸に・・・

続く
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by akirablog | 2006-05-06 20:35 | 頭の中で
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ド~ンと誇りを持て!
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